名称 | ダレ無しセンサー部品 |
製品分類 | 精密せん断 |
材質 | ボロン鋼(S22CB) |
サイズ | 70×32 |
板厚 | 5.5t |
業界 | 自動車関連 |
精度 | 内外径に近い位置に穴があり難加工品 |
加工方法 | 単発プレス |
こちらは、自動車で使用されるダレ無しセンサー部品 です。材質はボロン鋼(S22CB)、板厚は5.5tで、単発プレスにて加工を行っております。
こちらのセンサー部品は、精密せん断加工が求められる部品であり、まずは加工の可能性を見極めたいというお客様のご要望もあり、試作として受注いたしました。材料に含まれる成分や機械特性を考慮した上で、工程や金型レイアウトを設計いたしました。
全5工程で完成させることができ、精度が必要だった穴のせん断も80%は確保でき、加工性も可能性ありという結論を得ることができました。ただし、外形に発生した連続2次せん断等の課題は残ったため、引き続きお客様と加工精度の向上に取り組んでおります。
熊谷精機では、こうしたプレス加工品の開発案件にも多く取り組んでおります。量産品を取り扱う当社ですが、もちろん量産前には試作・開発プロセスが発生します。熊谷精機では、試作・開発段階からお客様の部品の使用用途を詳細にお伺いした上で、量産を見据えた上で金型設計を行いますので、スムーズなライン立ち上げを行うことができます。
工法転換プレス加工技術.comでは、様々な工法転換のご提案を行ってきました。切削部品のプレス化や複数部品の一体化、FB(ファインブランキング)製品の一般プレス加工化など、当社がこれまで培ってきた精密せん断加工技術、冷間鍛造加工技術を用いて、お客様の課題を解決する金型を設計致します。
また当社では、減肉、増肉工程を含んだ冷間鍛造加工が可能です。相応の金型費用を要する為、小ロット品には不向きですが、従来の工法から、プレスへ「工法転換」することにより、加工費や2次工程を合理的に削減できる可能性がございます。
切削部品のプレス化を検討されている方は、まずは工法転換プレス加工技術.comまでお問い合わせください。