名称 | ラゲージドアクローザー用ギヤ |
製品分類 | ギヤ |
材質 | SPH440 |
サイズ | 50φ |
板厚 | 5.0t |
業界 | 自動車関連 |
精度 | せん断 70%以上 |
加工方法 | 順送+単発 |
こちらは、自動車用ラゲージドアクローザーに用いられる精密ギヤです。材質はハイテン材(SPH440)、板厚は5.0tで、順送+単発プレス加工にて生産しております。
こちらのギヤは、センターの凸部分の板厚が減少しており、セレーション加工が必要な外形インボリュートの平歯車です。そのため、センター段さ部分の厚さを5.0⇒3.2㎜へと減肉させる点と、外歯車とセレーションの同軸度0.1以下が確保できるかという2点がポイントでした。
そこで当社では、長年の経験で培った精密せん断加工と冷間鍛造の技術を組み合わせた順送金型を設計し、ギヤ歯加工は単発プレスで仕上げを入れることで、せん断量と同軸度の確保に成功し、無事に量産化することができました。
工法転換プレス加工技術.comでは、様々な工法転換のご提案を行ってきました。切削部品のプレス化や複数部品の一体化、FB(ファインブランキング)製品の一般プレス加工化など、当社がこれまで培ってきた精密せん断加工技術、冷間鍛造加工技術を用いて、お客様の課題を解決する金型を設計致します。
また当社では、減肉、増肉工程を含んだ冷間鍛造加工が可能です。相応の金型費用を要する為、小ロット品には不向きですが、従来の工法から、プレスへ「工法転換」することにより、加工費や2次工程を合理的に削減できる可能性がございます。
ハイテン材の冷間鍛造ギヤを検討されている方は、まずは工法転換プレス加工技術.comまでお問い合わせください。