名称 | SPC590製 ステアリングセンサー部品 |
製品分類 | 精密せん断 |
材質 | ハイテン材(SPC590) |
サイズ | 35×20 |
板厚 | 2.0t |
業界 | 自動車関連 |
精度 | 孔径公差0.09 |
加工方法 | 順送プレス |
こちらは、自動車で使用されるステアリングセンサー部品 です。材質はSPC590、板厚は2.0tで、順送プレスにて加工を行っております。
写真の通り、こちらのステアリンセンサー部品はコの字の中央部分に凸形状があり、さらに側面にも角穴がある、複雑形状の製品でした。そのため、ご相談いただいた当初は、まずは材質がSUS304で形状が成立するかどうかからスタートしました。試作結果を確認したところ、中央凸部の絞り部分において、板厚減少による「割れ」の発生が確認できました。続いて強度の必要性から、ハイテン590に変更して再度試作し、加工性を確認してから量産化いたしました。
当社では、順送プレス加工の試作から量産までをワンストップでサポートしております。今回は試作時の加工データを活用したため、本型化の日程も短縮することができ、スムーズにラインを立ち上げることができたとのことで、お客様からも嬉しいお声をいただくことができました。
工法転換プレス加工技術.comでは、様々な工法転換のご提案を行ってきました。切削部品のプレス化や複数部品の一体化、FB(ファインブランキング)製品の一般プレス加工化など、当社がこれまで培ってきた精密せん断加工技術、冷間鍛造加工技術を用いて、お客様の課題を解決する金型を設計致します。
また当社では、減肉、増肉工程を含んだ冷間鍛造加工が可能です。相応の金型費用を要する為、小ロット品には不向きですが、従来の工法から、プレスへ「工法転換」することにより、加工費や2次工程を合理的に削減できる可能性がございます。
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