試作シャフト(冷間鍛造での工法転換)

名称試作シャフト(冷間鍛造での工法転換)
製品分類冷間鍛造
材質SPHC
サイズ30×10
板厚6.0t
業界その他の業界
精度同軸度 100分台
加工方法単発プレス

こちらは、ノートパソコンのヒンジ部に使用されるシャフト冷間鍛造試作部品です。材質はSPHC、板厚は6.0tで、単発プレス加工にて生産いたしました。

こちらのシャフトは、元々は切削で加工されており、両端がHカットされた形状で同軸精度が必要な部品でした。当社では、お客様から預かったサンプルをもとに、試作として自主作成し、機能上必要な部分の成形が可能かどうかを調査いたしました。

冷間鍛造技術を応用して試行錯誤を重ねた結果、必要である機能の精度を達成し、プレスで生産可能と判断いたしました。残念ながら量産には至りませんでしたが、現状の切削部品に対してのコストダウン材料として、お客様に術情報提供させていただきました。


工法転換プレス加工技術.comでは、様々な工法転換のご提案を行ってきました。切削部品のプレス化や複数部品の一体化、FB(ファインブランキング)製品の一般プレス加工化など、当社がこれまで培ってきた精密せん断加工技術、冷間鍛造加工技術を用いて、お客様の課題を解決する金型を設計致します。

また当社では、減肉、増肉工程を含んだ冷間鍛造加工が可能です。相応の金型費用を要する為、小ロット品には不向きですが、従来の工法から、プレスへ「工法転換」することにより、加工費や2次工程を合理的に削減できる可能性がございます。

切削部品のプレス化を検討されている方は、まずは工法転換プレス加工技術.comまでお問い合わせください。