名称 | 冷間鍛造段付き穴位置難加工部品 |
製品分類 | 冷間鍛造 |
材質 | SPHC |
サイズ | 40φ×6mm |
板厚 | 6.0t |
業界 | 自動車関連 |
精度 | 孔径0.05/段外径0.03 |
加工方法 | 順送プレス |
こちらは、自動車で使用される 冷間鍛造段付き穴位置難加工部品 です。材質はSPHC、板厚は6.0tで、順送プレスにて加工を行っております。シートの機能部品として使用される部品で、形状的な特徴としては、外側に段形状があり、凸形状外周の近い部分に穴がある点があげられます。
こちらのプレス部品は、元々は切削加工で製作される予定の部品でしたが、プレス化できないかとのことで当社にご依頼いただきました。社内で検討したところ、肉厚が材料板厚よりも薄くなる箇所があり、冷間鍛造加工するための工程数と、設備加工能力が課題となりました。
様々なアプローチから方法を検討した結果、冷間鍛造順送金型で加工することをご提案し、無事に量産化することに成功し、当初予定していた切削加工と比べ約40%のコストダウンを実現しました。
工法転換プレス加工技術.comでは、様々な工法転換のご提案を行ってきました。切削部品のプレス化や複数部品の一体化、FB(ファインブランキング)製品の一般プレス加工化など、当社がこれまで培ってきた精密せん断加工技術、冷間鍛造加工技術を用いて、お客様の課題を解決する金型を設計致します。
また当社では、減肉、増肉工程を含んだ冷間鍛造加工が可能です。相応の金型費用を要する為、小ロット品には不向きですが、従来の工法から、プレスへ「工法転換」することにより、加工費や2次工程を合理的に削減できる可能性がございます。
切削部品のプレス化を検討されている方は、まずは工法転換プレス加工技術.comまでお問い合わせください。