名称 | スライドドアギヤクローザー |
製品分類 | ギヤ |
材質 | クロムモリブデン鋼(SCM420) |
サイズ | 30φ |
板厚 | 4.0t |
業界 | 自動車関連 |
精度 | 中心孔公差0.03 |
加工方法 | ロボット搬送 |
こちらは、自動車で使用されるスライドドアギヤクローザーです。材質はクロムモリブデン鋼(SCM420)、板厚は4.0tで、ロボット搬送プレス(トランスファー加工)にて加工を行っております。
寸法公差、面粗度、数量などの部品の要求条件から、当初は順送加工による多数個取りを検討しておりました。しかし、順送プレスでは、”つなぎ部”のせん断確保が困難と判断したため、今回はロボット搬送による簡易トランスファー加工を提案させて頂きました。
また、材料歩留まりを考慮した結果、ブランクはコイル材からの2個取りでコストを抑え、パーツフィーダーで整列しながら金型内へワーク投入する方式をとっております。
その結果、お客様の要求品質を満たし、月産15万~20万個の量産を実現しました。
工法転換プレス加工技術.comでは、様々な工法転換のご提案を行ってきました。切削部品のプレス化や複数部品の一体化、FB(ファインブランキング)製品の一般プレス加工化など、当社がこれまで培ってきた精密せん断加工技術、冷間鍛造加工技術を用いて、お客様の課題を解決する金型を設計致します。
また当社では、減肉、増肉工程を含んだ冷間鍛造加工が可能です。相応の金型費用を要する為、小ロット品には不向きですが、従来の工法から、プレスへ「工法転換」することにより、加工費や2次工程を合理的に削減できる可能性がございます。
切削部品のプレス化を検討されている方は、まずは工法転換プレス加工技術.comまでお問い合わせください。